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ともの税理士事務所に相続の相談をしたらどんな感じ?実際の流れを紹介

相続について税理士に相談したいけど、どんな感じで進めていくのかわからないのが不安で、、、

↑という方も多いと思います。
ほとんどの人が日常生活で税理士と関わることがないと思いますので、不安は当然のことだと思います。

今回はそのような方向けに、当事務所で相続の相談のご依頼を受けたときの流れをお伝えできればと思います。

目次

心がけていることは『第三者の立場で適切にアドバイスすること』

相続や事業承継の悩みを解決する方法はたくさんあり、相続ビジネスは市場にあふれています。

どれが自分にとって適切な対策かわからず、勧められたものが正しいものなのか理解できないまま実行してしまう方もいるでしょう。

当事務所は初回のご相談から相談料をいただいておりますので、特定の商品をお客様に売り込むことはありません。

数多くの相続対策の手法を第三者の目から判断し、どれがお客様にとって適切か、アドバイスすることを心がけています。

『〇〇という会社から相続対策で■■という対策の提案を受けているけど、税理士から見てどうですか?』という相談をお受けして、
お客様のご状況によっては『なにもせず、そのままにしておくほうがよい』という回答をするときもあります。

悩みの大半は方向性がわからないことが原因

相続対策を検討していくためには大まかな方向性を見つけることが大事です。
ただし、この方向性が最初から明確になっている方は少ないです。

そのため、まずはカウンセリングのように、どうしたいとお考えか、またそのように考えるのはどうしてか?をお聞きして方向性を探ることからはじめます。

相続の相談はご相談者様によってお悩みのポイントの組み合わさり方が異なります。

  • 亡くなったあとの相続税が心配だ
  • 誰も住まなくなった実家をどうやって処分すべきかわからない
  • 疎遠になっている親族がいて将来の相続で揉めそうだ
  • 認知症になってしまった場合に財産をどうやって処分すればよいかわからない
  • 障害のもっている子どもの今後の生活が心配だ

などなど、解決策や解決策を実行していく順番などはご相談者様と一緒に個別に検討しています。

具体的な流れ

相談日までにご用意いただきたいもの

相談日までにご用意いただきたいもの
  1. 固定資産税課税明細書(不動産を所有している場合)
  2. 所得税確定申告書、青色申告決算書・収支内訳書(確定申告をしている場合)
  3. 生命保険の契約状況のわかる書類(生命保険に加入している場合)
  4. 大まかな金融資産の金額のメモ

最初から財産のすべてをさらけ出すのはちょっと不安、、という方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様のご状況を把握することでより適切なアドバイスをすることができます。

最低限、↑の資料はご用意をしていただけるとスムーズに相談に対応することができます。

まずお客様から伺うこと

まずお客様から伺うこと
  1. 相続に関して困っていること
  2. 相続に関してのご要望
  3. お客様のご年齢、出身地、これまでの職歴、住所歴
  4. ご家族のこと(ご年齢、家族構成、お住まい、ご職業など)
  5. お客様の財産構成(金融資産、不動産、生命保険その他)

一見、税理士が聞く必要がなさそうなプライベートの話もご質問することもあります。
なぜ、このようなことを質問する必要があるのでしょうか。

それはお伺いすることでご相談者様のこれまでの人生観、価値観を共有することができるからです。

ご相談者様が困っていることやご要望にはご相談者様のこれまでの人生観や価値観が色濃く反映します。
プライベートのことなので最初は話しづらいかもしれませんが、可能な限りお伺いするようにしています。

お伺いした上でこちらからお話すること

お伺いした上でこちらからお話すること
  1. 財産構成にもとづく概算の相続税額について
  2. 現状のまま相続が発生したときの流れについて
  3. 困っていることへの解決方法
  4. ご要望への対応方法

文章にしてしまうとシンプルに見えるのですが、ご相談者様からお話いただいた内容をもとに私のこれまでの経験を踏まえ具体的なアドバイスをお話します。

まずはお手元の資料から財産額を概算で計算し、その場で相続税額の概算をお伝えします。

そのうえで、現状のまま相続が発生したときの相続手続きの流れなどをご案内しています。

困っていることへの解決方法やご要望への対応方法をご提示して、対応するにあたって当事務所の報酬が発生する場合には報酬のお見積りをお伝えします。

法律相談や登記相談など税理士で対応できないご相談の場合には弁護士、司法書士の先生をご紹介します。

意識していることは『傾聴』

相続の相談には明確な『答え』があるわけではありません。
ご相談者様やそのご家族にとっての『答え』をご相談者様ご自身で見つける・気づくことが必要です。
そのため相談のときにはわたしから画一的なアドバイスを話すのではなく、『傾聴』を心がけています。

頭の中でモヤモヤしている悩みは誰かに話すことで言語化され明確になります。

わたしが傾聴を大事にしている理由はそのためです。

最後に

相続の相談の流れについてお話しました。
事務所によって進め方は異なりますが、相続について税理士に相談したいと考えている人の参考になれば幸いです。


ともの税理士事務所からのお知らせ

当事務所では相続税対策、不動産税務についての有料での個別相談を承っております。

コース名料金
 40分コース22,000円
 90分コース 33,000円
180分コース55,000円



初回から相談料をいただくかわりに、お客様のお悩みに正面から向き合いオーダーメイドでアドバイスを提供します。

(相談後、他のサービスをご契約いただいた場合には、当該サービスの報酬から相談料を値引きしております。)

現在のご状況や困っていることなど可能な限り詳細にご記載をいただくと適切なアドバイスが可能です。

困っていることがわからない、、、という方でも対応可能ですのでご安心ください。

その際にはお話を聞かせていただきながら問題点の整理を手伝います。

ご興味がある方はこちらからお問い合わせください。

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この記事を書いた人

相続税対策・不動産税務に強い税理士です。

『お客様一人ひとりにオーダーメイドのサービスを』を理念とし、サービス提供にあたってお客様との対話を最も重視しています。

神奈川県三浦市出身。1984年生まれ。

追浜高校→明治学院大学→同大学院→
税理士法人レガシィ2年半
→響き税理士法人11年

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