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【税理士オススメ!】贈与税の納税方法を解説します!

贈与税は自分で計算する税金です。税金の計算が終わったあとの納税ってどうやってやればいいの?と悩んでしまう人も多いと思います。

贈与税の納税方法はいくつかありますが、今回はそのうちオススメの3つを紹介します。

  1. スマホアプリ納付
  2. コンビニQR納付
  3. 銀行で納付

それぞれの方法のメリット、デメリットや納付までの流れについて以下で解説していきます。

目次

スマホアプリ納付

令和4年12月から始まった納付方法です。↓のPayを使って納税することができます。

ご利用可能なPay払いのマーク
メリットデメリット
自宅でカンケツ!
手数料ゼロ!
Payによってはポイントがつく!
30万円超は利用できない
領収書発行されない

支払方法の選択

国税スマートフォン決済専用サイトのリンクは↓です。スマホ専用サイトのためスマホからアクセスしましょう。

■国税スマートフォン決済専用サイト
https://kokuzei-sp-noufu.gmo-pg.com/direct/agreement

アプリ納付したい支払方法を選択しましょう。

利用者情報の入力

納税者の氏名、住所などを入力しましょう。

納付税目の入力

贈与税を選択しましょう。

納付情報の入力

納税金額などを入力しましょう。

入力内容の確認

最後に入力した内容が表示されます。問題なければ納付をクリックしましょう。選択したPay払いの画面に移動します。

Pay払いでの支払いが完了すると『納付手続きの完了』画面が表示されます。これで納付手続きが完了となります。

コンビニQR納付

申告書とともに納付用QRコードを出力し、コンビニで納付する方法です。

メリットデメリット
手数料ゼロ!30万円超は利用NG
現金の持参が必要

スマホアプリと同様、納税額が30万円を超えると利用できません。コンビニまで納税額となる現金を持参する必要があるのが難点です。

利用できるコンビニは↓のとおりです。

利用可能なコンビニエンスストア
  • ローソン(「Loppi」端末設置店舗のみ)
  • ナチュラルローソン(「Loppi」端末設置店舗のみ)
  • ミニストップ(「Loppi」端末設置店舗のみ)
  • ファミリーマート(「マルチコピー機」端末設置店舗のみ)

納付に使うQRコードの作成方法は2つあります。

  1. 「確定申告書等作成コーナー」
  2. 「コンビニ納付用QRコード作成専用画面」

以下、作成方法について解説していきます。

「確定申告書等作成コーナー」での作成方法

国税庁のホームページ(確定申告書等作成コーナー)において申告書を作成する際に、QRコードを作成することができます。

申告書の作成が完了したあとに表示される↓の画面の『納付用QRコードを作成する』をクリックしましょう。

申告書印刷画面で↓のコンビニ納付用QRコードを印刷することができます。

「コンビニ納付用QRコード作成専用画面」での作成方法

コンビニ納付用QRコード作成専用画面でQRコードを作成することもできます。

https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/conveni_qr_nofu/index.htm

↑のリンクから国税庁ホームページにアクセスし『コンビニ納付用QRコードの作成開始』をクリックしましょう。

納付に必要な情報(住所、氏名、納付税目、納付金額等)を入力しましょう

入力が終わると↓のようなQRコードを印刷できます。

コンビニでの納付の流れ

作成したQRコードをコンビニの専用端末で読み取ります。

Loppi
ファミリーマート マルチコピー機

読み取りが完了するとバーコードが出力されます。こちらをレジに持っていき現金を払えば納税です。

銀行・郵便局で納付する

銀行・郵便局で納付する方法です。多額の現金を持ち歩くのはちょっとコワイ、、という人にオススメの方法です。

なお、納税額が30万円を超える人はスマホアプリ納付・コンビニ納付はできないので銀行での納税が必須です。

手続きの流れとしては以下の3ステップとなります。

  1. 税務署所定の納付書を入手する
  2. 納付書に納税額などを書き込む
  3. 銀行・郵便局に行く

税務署所定の納付書を入手する

銀行・郵便局で納付するためには税務署の所定の納付書が必要です。
納税をする銀行・郵便局に納付書があるか事前に確認しておきましょう。
ない場合には近隣の税務署に取りに行く必要があります。

納付書に納税額などを書き込む

納付書が手に入ったら納税額などの記載事項を書き込む必要があります。
銀行・郵便局では書き方を教えてくれませんので事前に書き込んでおく必要があります。

納付書の記載箇所・記載事項は↓のとおりです。

銀行・郵便局に行く

納付書が書き終わったら銀行・郵便局に行き納税をしましょう。

コンビニでは取り扱えませんので必ず銀行・郵便局に納付書を持参しましょう。

まとめ

贈与税の納税方法について解説しました。オススメの方法は↓の3つです。

納税方法により納付までの流れが大きく異なります。

自分に適した納税方法を選んだ上で納付までの流れを整理していきましょう。


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この記事を書いた人

相続税対策・不動産税務に強い税理士です。

『お客様一人ひとりにオーダーメイドのサービスを』を理念とし、サービス提供にあたってお客様との対話を最も重視しています。

神奈川県三浦市出身。1984年生まれ。

追浜高校→明治学院大学→同大学院→
税理士法人レガシィ2年半
→響き税理士法人11年

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